再生医療の臨床応用に向けた凍結および輸送法に関する研究開発
現在の移植医療においては、臓器移植は冷蔵保存で数日程度しか猶予期間はなく、再生医療研究の進展とともに再生組織や再生臓器の保存が重要な課題となっています。本事業では、高分子の分子設計と既存の細胞内浸透保護剤との相乗効果により三次元構造体内外の安全なガラス化を目指すことによって、液体窒素温度ではなく、ドライアイス温度での凍結保存および輸送を実現。将来的には再生組織や臓器をバンキング化し、必要な時に誰でも移植を受けることが可能な世界を目指します。
北陸先端科学技術大学院大学、北陸地域企業1社