調査研究事業

北陸の地域産業活性化と活力ある北陸経済を実現するための課題等について調査し、
その解決のための方策等を企画・提言する事業です。

日本自転車等機械工業振興補助事業

北陸地域の産業活性化に関する調査研究などを行うため、その事業費の一部を財団法人日本自転車振興会(現 財団法人JKA)の自転車等機械工業振興事業補助金を受けて実施する事業です。 ※ 財団法人日本自転車振興会は平成20年4月に財団法人JKAに名称変更されました。

グローバル化に対応した地域産業の発展に関する調査等補助事業

事業年度

平成16年度

事業の目的

経済のグローバル化とその北陸地域の産業集積への影響、海外への事業展開の実態、海外展開を梃子とした企業ブランド向上可能性などグローバル市場への積極的対応及び支援策等について調査研究することにより、機械系工業の新分野展開の新たな方向性を示すとともに、地域産業集積の新たな発展に寄与することを目的とする。

具体的な実施内容・成果

<実施内容>

a.北陸地域の海外展開企業へのヒアリング 30先
b.北陸三県の担当部局・ジェトロへのヒアリング
c.調査委員会の開催(柳井 雅也委員長、他5名)3回

第1回:9月10日 調査内容、企業へのヒアリング方法の検討
第2回:10月19日 ヒアリング調査の決果、内容の検討
第3回:12月17日 ヒアリング内容の確認、報告書の構成(目次、章立て等)検討

<成  果>

公開資料分析、ヒアリング調査により、現状及び課題を明らかにした。
この調査結果を踏まえ、以下の提言を行う。
ア.グローバル化の視点
海外の産業地域が持つ独自の志向性を整理、北陸地域の製造業を中心とする産業の方向性を探り、ヒアリング調査から得られたグローバル化による良好な影響について分析。

イ.海外展開戦略の立案ガイダンス
現場での立案作業の一助とするため、海外展開戦略立案の際に留意すべき事項の分析。

ウ.具体的支援方策の検討
イタリアにおける新事業の開発・起業プロセスを整理し、その上で、それらの北陸地域での適用の方向性・支援の仕組みを提言。