調査研究事業

北陸の地域産業活性化と活力ある北陸経済を実現するための課題等について調査し、
その解決のための方策等を企画・提言する事業です。

電源地域振興指導事業(経済産業省委託事業)

経済産業省からの委託により北陸地域における電源地域の振興計画を策定する事業です。

立山地域産業振興計画策定調査

事業年度

平成17年度

調査対象地域

富山県立山町

調査目的

現時点では、周辺自治体との合併をせず単独町制を指向している立山町は、立山黒部アルペンルートを擁し、観光地としてのイメージが強いものの、企業立地は周辺自治体に比較して進んではいない。

町が策定した総合計画では、住みたい町の創造を目指して「環境との調和や公害の防止、就業機会の確保などに配慮しながら、魅力ある企業の誘致に努める」としている。

本調査では、上記総合計画に合致するような「産業振興」「土地利用」の方向に焦点を当てながら、企業誘致・内発的立地振興等に係る具体的な課題を調査し、その対応策を検討し、地域の産業振興計画を策定する。

調査委員会

委員長 長尾治明 富山国際大学教授ほか 6名   ワーキンググループ 10名

調査結果

立山町総合計画基本構想に合致するような「産業振興」「土地利用」の方向に焦点を当てながら、企業誘致・内発的立地振興等に係る具体的な課題を調査・分析するため、立山町内・外の企業へのヒアリング調査および先進地視察調査を行った。

これらの調査結果を踏まえ、「自然・観光が調和する立山町型の産業振興」を産業振興のコンセプトに設定し、立山町産業振興に向けての方策と検討すべき支援策として、「観光と製造業が融和した立山町創造のための具体的方策」「立山町産業振興について検討すべき支援策」について検討・整理を行った。