経済地理学会中部支部金沢例会のご案内です。
2024 年元旦に発生した能登半島地震から1年が経ちました。今回の地震では、「半島部」という過疎地域特有の地震被害への対応の難しさが浮き彫りになるとともに、農業、水産業、製造業、観光業など、幅広い産業に大きな被害をもたらし、その影響は北陸3県だけでなく新潟県まで広域的に及びました。本例会では、地震による被災状況が業種や規模、地域によってどのように異なっていたかを整理するとともに、輪島塗などの製造業を中心に取り上げ、回復の過程や復興支援策を検討します。総合討論では、地域産業の復旧・復興に向けた課題や方向性を考えます。
■主催:経済地理学会中部支部
■後援:北陸経済連合会、福井県立大学地域経済研究所、一般財団法人北陸産業活性化センター
■日時:2025年2月22日(土) 13:30 ~ 16:30(受付開始 13 時 00 分)
■会場:金沢市広坂2-1-1
石川県政記念 しいのき迎賓館 ガーデンルーム
■スケジュール
13:30~13:35 | 開会あいさつ |
13:35~14:05 | 報告1 能登半島地震・奥能登豪雨災害を踏まえた支援と今後の地域振興に向けて 向野 陽一郎(経済産業省中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局長) |
14:05~14:35 | 報告2 輪島塗再興に向けた提言 飯田 一之(株式会社日本政策投資銀行北陸支店企画調査課長) |
14:35~15:05 | 報告3 能登半島地震における製造業の復旧と地域内外の水平・垂直 ネットワーク 宇根 義己(金沢大学人間社会研究域人文学系准教授) |
15:15~16:30 | 総合討論 コーディネータ―松原 宏 (福井県立大学地域経済研究所長・教授) |
■参加費:無料
■会場定員:60名(申込み者多数の場合は先着順とします)
参加申込フォーム:https://forms.gle/PFLwWazvSvx7Zeo5A
詳しくはこちら(PDF)